【簡単】引き戸のdiy『庭用のラティスでオシャレに☆』
【完成動画】
キッチンカウンター正面と側面のラティス設置が完了したら、いよいよ次はスライドドア(引き戸)の作成です。
ここで使うのが、最初の材料一覧でもまとめた
・ビス
・引き戸部品(ハンガー車)×2個
・ハンガーレール(天井に固定)×1本
・ルーバーラティス
・石こうボード用アンカー
・キャスター×2個(必要な人のみ。詳細は後半で)
この6アイテムです。
まずポイントなのは、普通のラティスは90×180cmなので、天井まで高さが届かない。と言う事。ラティスの足りない部分はどうしたのか?
答えは、
『キッチン側面のラティスをカットした部分を取っておいて、引き戸に使うラティスに繋ぎ合わせた』です。
「キッチンカウンター側面」と「引き戸」の両方に使う予定だったので、このラティス×2枚は「ルーバーラティス」でそろえておきました。
引き戸に使うルーバーラティスと、最初にカットしたカウンター側面のルーバーラティスを足し合わせても高さが足りない場合は、「2×4(ツーバイフォー)材」などで延長してあげるといいかもしれません。
我が家の場合はピッタリだったので、微妙な誤差は「ハンガー車」(ちょと先で出てきます)の調節機能でなんとかなりました。
【ラティス引き戸】作成手順
もちろん素人なので、まっすぐステーを使ってビス止めするだけw
強度が心配だったので、全部で5か所止めました。見栄えも気にして裏側に来る面を中心に。(画像)
言うまでもありませんが、ハンガーレールに通す車の部分ですね。このハンガー車がラティスを釣り上げてくれます。
ルーバーラティス上部に取り付ける時には、まずハンガー車を「車」と「土台」にバラします。バラ仕方は、本体のネジを回してゆるめると横スライドで外れます。(超簡単w)
土台部分をラティス上部にビス止めしたら、「車の部分」を戻して、ハンガー車の取り付けは完了。これを2か所やります。雰囲気は画像でご確認くださいw
ハンガー車がラティスに取り付けられたら、ひとまずハンガーレールに通してみて下さい。問題なくスライドすればOKです♪
天井にハンガーレールを取り付ける時には、まず取り付ける位置を正確に決めて下さい。しっかり角度や場所を確認しながら決めないと、完成してから
「あれ?なんか斜めなんだけど・・・」
的な状況になりかねません。全部の取り付けが終わってからやり直すとなると、めちゃくちゃ大変です。なのでハンガーレールの位置決めは慎重に行います。
ハンガーレールを取り付ける場所が決まったら、ビスを打ち込む場所にペンで印をつけましょう。
次に印をつけた所へ【石こうボード専用アンカー】を打ち込みます。
この石こうボード専用アンカーのおかげで、それなりに重量のあるラティスをしっかり支えてくれます。アンカーってスゲェ〜!と思わされましたよホント。
石こうボード専用アンカーの打ち込み方は説明書にも書いてありますが、簡単にまとめると↓こんなん。
位置を決める⇒ドライバーでボードを少し掘る⇒石こうボード専用アンカーをドライバーで打ち込む⇒終わり
【石こうボード専用アンカー】をすべての位置に打ち込んだら、いよいよハンガーレールを取り付けます。ハンガーレールを天井にあて、ビスを打ち込むのですが・・・
ビスを半分くらい打ち込んだところで止めて置く感じですね。一気に全部打ち込むのは、ズレるリスクがありますので。まずは全ての穴に仮止めして、ビスがしっかり穴に入ることを確認したら、ビスを奥まで打ち込んで下さい。
ハンガーレールの取り付けが完了したら、いよいよ「ルーバーラティス」をレールに通していきましょう。慎重にゆっくりと入れていきます。
無事にハンガーレールに乗ったら完成です!
あとは、レールの前と後ろにストッパーを作ればバッチリ!ストッパーと言っても素人が作ったので、余っていた「L字ステーとまっすぐステー」を使ってテキトーに作りました。もっといい方法があるとは思うので、あくまで参考程度にみて下さい。
【引き戸のストッパー】
↓別角度から↓
▼こちらは完成品▼
いる?いらない?【キャスターの必要性】
ここまでの作業でラティス引き戸は完成なんですが、なにしろ“ぶら下がっているだけ”なので、引っ張ればバタバタしてしまいます。何が問題かと言うと、小さい子供がいる場合にオモチャにされる可能性があるんです。
横にスライドしてバタバタ揺れるなんて、子供にしたら面白くて仕方ないですから。
我が家には4歳になる長男、もーすぐ2歳の次男、さらにママのお腹には怪獣予備軍がもう一人・・・
これはなんとかしてラティス引き戸を固定しなくてわ!!!
と言うことで出てくるのが、キャスターです。材料一覧に(必要な人のみ。)と書いたのは、こういう意図があったからなんですね〜w
だからキャスターを取り付ける必要がある方は、ラティス引き戸の高さを“キャスター込みの高さで測っておく”ってことが重要になります。ここを怠ると、キャスターが取り付けられなくなる可能性が出てくるので。
キャスターの取り付け方&ハンガー車調節
キャスターの「取り付け方」なんて書きましたが、今まで通りビスで止めるだけです^^唯一注意する点をあげれば、
- しっかり転がるように、スライド方向と水平に取り付ける。
- ハンガー車の真下に来る位置にキャスターを取り付ける。
これぐらいです。
ちょっと難しいのが、キャスターを取り付けたあと。必ず出てくる問題が、「キャスターがしっかり接地できてない。」という状態。スーパーラッキーな方であれば一発でキマるかもしれませんが、そうそうありませんので(涙
キャスターを取り付けた後、どうもうまく接地していないな〜。となったら、どちらのキャスターが接地していないのか確認して、そのキャスター直上のハンガー車を調節します。
ハンガー車のボルト?には5mmくらいの遊びが持たせてあるので、いったんラティス引き戸を外して、ハンガー車をくるくる回してください。
ネジを緩めたり締めたりする要領で、長さを調節できますので。
万が一、床と天井の高さを計測ミスしていて、5mm以上の隙間(ハンガー車で調節しきれない)が出来てしまっている場合には、キャスターをもっと大きなものにする必要が出てきますのでご注意を!
5mm程度の隙間であれば、ハンガー車をいぢり倒しているうちに、ビシっと決まるポジションが出てきます。根気強く調節してみてください。
(ちなみに僕は30分くらい調整してました。なんせ、素人ですからw)
キャスターがしっかり着地したら、完成です!
お疲れさまでした〜!
これ、何気に丸一日かかる作業量でしたよw
●ちなみにキッチンから見たら・・・
引き戸(スライドドア)を閉めるとこんな感じですね^^
●夜の雰囲気がイイんです・・・
夕ご飯もお風呂も終わって、子供たちを寝かしつけた後に、晩酌しながら映画をみる。そんなときは、この暖色の照明がイイ感じなんですw
▼こちらは完成品▼
以上で、今回のキッチンDIYは完了となります。作ってみて感じたのが、リビングとキッチンを分ける“壁”を作ったのにナゼか広くなった感じがする。これは家族全員感じていることなので本当だと思います。不思議な感じなんですが、広くなった気分ですw
あとは「カフェのカウンターみたいだね〜♪」と嫁さんは上機嫌ですwこの上機嫌が長く続くといいんですが・・・・・おっと、こっちの話です(笑)
もしこんな素人のDIYでも参考になる部分があれば嬉しいです(^^)
でわまた別のページでお会いしましょ〜www